そろそろ考えた方がいい!? 住宅リペアのメリット
最近よく聞く「住宅リペア」。
住宅は、年月とともに少しずつダメージを蓄積していきますが、補修(リペア)して建物の寿命を延ばすことをさします。
この記事では、この住宅リペアにどんなものがあり、またどんなメリットがあるかをご紹介します。
住宅をリペアするメリットとは
例えば、長年住んでいると増えていく、フローリングや壁などの損傷や汚れ。
住宅リペアでは、それらをきれいに補修して元のように使用できる状態に戻すことを目的にしています。
似たような言葉で「住宅リノベーション」がありますが、こちらは「元の状態以上によくする」ことなので、よりお金をかけた改良、といったイメージです。
- メリットその1 工期が短い
補修する範囲や建材にもよりますが、1日で工事が終了するケースが大半です。
壁の穴やフローリングの補修などがその例です。
工期が短いので、工事期間中にどこかアパートなどの仮住まいを準備する必要もありません。
尚、リノベーションとなると、内装も外装も解体してから作り直すというケースが多いため、工期も長期となり、それに合わせて荷物や家具なども一旦別の場所に移動させるなど大掛かりな準備が必要です。
住宅リペアではその心配がないので、気軽に依頼できる工事と言えるでしょう。
- メリットその2 費用がそこまで高額ではない
住宅リペアは、「部分的な補修」ですのでそこまで費用がかからないのがメリットのひとつ。
例えばリビングのフローリングをすべて張替えるケースでは、10平方メートルでおよそ6~15万円ほどかかりますが、住宅リペアでは補修が必要なところだけを対応するので、程度にもよりますが、3万円くらいで済むことがあります。
- メリットその3 廃棄物が少なくて済む
工事ではどうしても廃棄物が出ます。
例えばフローリングの張替えなら、交換した古い方の建材はそのまま産業廃棄物として処理する必要があります。
しかし近年は環境問題の意識が高まっていますので、リノベーションのような全体的な工事より、部分的な補修である住宅リペアの方が、廃棄物が少ないという点で環境問題に貢献できると言えるでしょう。
デメリットも知っておこう
どんなことにもメリットがあればデメリットもあるもの。
住宅リペアのデメリットも抑えておきましょう。
やはり1点目は、補修したい部分のダメージが大きすぎると、リペア工事では対応できない可能性があるということ。
つまり、場合によってはリフォームやリノベーションを考えた方がよいケースもあるのです。
また、確かに住宅リペアは工期が短いのがメリットなのですが、さすがに即日対応は難しい点です。
工事の前には業者による現地調査があり、お見積りを作成し、同意いただいてからの工事開始となります。